Cロナ、チーム状態は「悪い」元同僚の離脱を惜しむ
「欧州CL・1次リーグH組、トットナム1-3Rマドリード」(1日、ロンドン)
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのFWクリスティアノ・ロナウド(32)がチーム状態について「悪い」とし、昨季限りで退団したDFペペ(34)、MFハメス・ロドリゲス(26)、FWアルバロ・モラタ(25)の穴が埋まっていないとの見解を示した。
欧州チャンピオンズリーグのグループリーグ4節、トットナム戦で1-3と敗れたあとに話したもの。チーム状態について問われたロナウドは「勝利に慣れているチームが負けたのだから悪い。敗戦のダメージは大きい」と発言。チーム構成については「DFペペ、MFハメス、FWモラタはチームをより強くしていた。また(怪我離脱中の)DFカルバハル、FWベールも欠けている。今回加わった選手たちは若く、チーム力が落ちたということではないけど経験は少ない。言い訳ではないけど、経験はとても大事なもの」だと、チーム若返りを図っている段階での代償だとした。
もっとも単にうなだれるだけではなくロナウドらしい強気のコメントも。敗れたトットナム戦について「相手に圧倒されたわけではない。試合自体は互角で、相手はチャンスをモノにし僕らはそうじゃなかった。先制点はオフサイドで、あのシーンで展開が変わった」と分析。自身も相手ゴール前でチームメイトのシュートをブロックしてしまうなど万全の状態ではないが、「どうってことない。僕はすごく落ち着いている。良いプレーをしても君たち(メディア)にとってはどうでも良いこと。大事なのはゴールだけ。でもグーグルで『クリスティアーノ ゴール』と検索すればすべて出て来る。だから心配していない」と話した。