久保、長谷部ら海外組が続々宿舎入り 10日にブラジル戦
10日に国際親善試合・ブラジル戦(リール)に臨むサッカー日本代表は、5日からフランス・リールで合宿をスタートさせる。ブラジルW杯後では初となる欧州遠征で、普段は長距離移動で日本に戻ってくる欧州組が、国内組に先駆けて続々と宿舎入りをした。
一番乗りはリールからほど近い、ベルギーのヘントでプレーするFW久保裕也。さらには同国のワースランドベベレンに所属し、3年ぶりの代表復帰となったMF森岡亮太も、久保に続いて車で宿舎に入った。今季リーグで7得点に加え、アシストも量産中と好調の森岡は「チームの状態がすごく良い。サッカーを楽しめている。(代表では)求められるものを出す必要がある。その中で自分の色を出したい」と意気込んだ。
また主将のMF長谷部誠は、TGV(フランス国鉄の高速鉄道)でリール入り。合流直前のリーグ、ブレーメン戦ではフル出場。回復状況が注目される右膝の状態についても「膝はだいぶ良い感じです」と話した。
チームは現地の5日午後(日本時間6日未明)から練習をスタート。10日のブラジル戦後には、ベルギーのブルージュに移動して、14日に親善試合・ベルギー戦に臨む。