日本代表、雹降る中で紅白戦 ブラジル戦先発から2人交代でテスト

 「サッカー日本代表欧州遠征」(12日、ブリュージュ)

 親善試合・ベルギー戦(14日・ブリュージュ)に臨むサッカー日本代表が12日(日本時間13日未明)、ブリュージュ郊外でベルギー入り後の初練習を行った。ベルギー戦を見据えての紅白戦では、1-3で敗れたブラジル戦の先発メンバーから、2人を交代した陣容をテストした。

 強い風と雹(ひょう)が降り注ぐ、悪天候の中で行われた紅白戦。主力組と思われるチームは、MF山口蛍(C大阪)をアンカーと呼ばれる守備的MFに据え、その前方にMF井手口陽介(G大阪)とMF長沢和輝(浦和)を配置する4-3-3の布陣。右FWにはブラジル戦に先発したFW久保裕也(ヘント)に代わって、FW浅野拓磨(シュツットガルト)が入った。

 ブラジル戦ではダブルボランチの一角として先発したMF長谷部誠(Eフランクフルト)は、FW杉本健勇(C大阪)と共に、別メニュー調整となった。

 練習後、長沢は「僕としては初選出ですし、アピールしかないと思う。もちろんチームのプレーをするのが最優先だけど、それが個人のアピールにつながればいいかと思います」と話した。

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