広島、J1残留決めた!甲府から移籍のMF稲垣が決勝弾
「明治安田生命J1、広島2-1でFC東京」(26日、エディオンスタジアム広島)
広島がJ1残留を決めた。FC東京を下し、甲府が大宮と引き分けため、広島の15位以内が確定した。1-1で迎えた後半21分、MFフェリペシウバからパスを受けたMF稲垣がゴール右に決勝弾を決めた。今季甲府から移籍してきた稲垣は「ほっとした。去年まで甲府で残留争いしてきた経験が生きた」と笑みを浮かべた。
開幕から低迷し、7月に森保前監督を解任。その後も後任のヨンソン監督の下、降格ラインを背にした戦いが続いたが、前節18日の神戸戦と、この日のホーム最終戦に連勝し、土壇場で踏みとどまった。指揮官は「広島魂で選手、スタッフ、サポーターが一丸となって戦うことができた。素晴らしいチームだ」とうなずいた。
試合後、広島に9年間在籍したMFミキッチの退団セレモニーが行われた。青山主将は「ミカ(ミキッチ)が残留へ力をくれた。感謝したい」と、去りゆくチームメートに惜別の言葉を送った。