G大阪・DF初瀬、日本代表FKキッカーに名乗り「一番の武器」
東アジアE-1選手権(12月9日開幕、味スタ)で日本代表に初選出されたJ1G大阪DF初瀬亮(20)が30日、FKキッカーに名乗りを上げた。
29日の代表メンバー発表会見で「直接FKで最後に日本代表が得点を決めたのを覚えていますか。もう数年前です」とキッカー不在を嘆いたハリルホジッチ監督から「右足でも左足でも蹴れる」と直々に評価された。所属するG大阪でキッカーを務める20歳は「蹴らせてもらえるなら蹴りたい。そこが一番の武器」と自信をにじませた。
20年東京五輪世代としてはA代表一番乗り。「自分としても思い描いていたタイミング。東アジアで選ばれればベストだと思っていた。失うものはないので全力でアピールしたい」と気合をみなぎらせた。6カ月後に迫ったロシアW杯についても「手の届かない場所ではない」と話し、「何が起こるか分からない。最初で最後のチャンス。遠慮している場合ではない。生き残るためには結果しかない」と意気込んだ。
今季はリーグ戦18試合出場で直近4試合はフル出場を果たしている。「健太さんのおかげ。出場機会をもらえたから代表に選ばれた」と、今季限りで退任する長谷川健太監督への感謝も口にした。