コロンビアの誇る強烈Wエース ロドリゲスとファルカオの復活で攻撃力は前大会以上
「W杯ロシア大会組み合わせ抽選会」(1日、モスクワ)
コロンビアは司令塔とストライカーの復活で初のベスト8入りを果たした前回大会以上の攻撃力を誇る。
MFロドリゲスが復調した。日本戦でのゴールを含む6得点で得点王に輝いた前回大会後、スペイン1部の名門レアル・マドリードに加入。3季プレーしたが低調に終わり、今夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍した。今季リーグ戦は8試合2得点3アシストと輝きを取り戻している。早速ツイッターで「夢はスタートした。難しいが、不可能はない」と記し、上位進出へ意気込んだ。
代表最多得点記録を持つFWファルカオ(モナコ)が2014年1月に負った左膝全十字靱帯(じんたい)の大けがから完全復活を果たした。昨季フランス1部リーグで29試合21得点。今季もリーグ戦11試合13得点とゴールを量産し、前回大会欠場の雪辱に燃える。
南米予選は4位だったが、復活した飛車角がそろえば今大会屈指の攻撃陣となる。12年から指揮を執るペケルマン監督は「今回はファルカオもいる。もっと先まで行けるだろう」と前を見据えた。