名古屋 1年でJ1復帰 一時はプレーオフ圏外となるも…田口「ほっとした」

 「J1昇格プレーオフ・決勝、名古屋0-0福岡」(3日、豊田スタジアム)

 J2で3位の名古屋が4位の福岡と0-0で引き分け、決着がつかない場合は上位クラブが勝ち上がる規定により2シーズンぶりのJ1復帰を決めた。来季のJ1には湘南、長崎、名古屋が昇格し、甲府、新潟、大宮がJ2に降格する。来季はJ2によるプレーオフの勝者がJ1の16位と対戦する方式に変更される。

 名古屋が、2季ぶりにJ1の切符を手にした。課題だった守備でも失点せず、風間監督は「一人一人、選手の能力は高くなっている。根拠のある守り方をしてくれた」と笑顔だった。

 序盤から福岡のFWウェリントンをワシントン、櫛引のDF陣が封じ込めた。さらに積極的にペナルティーエリア外からシュートした田口や前線でのポストプレーが光ったシモビッチらも見せ場をつくった。昨季は主将として降格を味わった田口は「目標のJ1昇格を果たせた。ほっとした」と涙を浮かべた。

 昨季は年間16位で、初のJ2降格。新たに就任した監督はシーズン中、プレーオフ圏外まで順位を下げたが、信条とするつなぐサッカーは変えることなくまとめ上げた。監督は「これからも期待してほしい」と強気な姿勢を崩さなかった。

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