川崎・小林がMVP 得点王&初Vとの“3冠”獲得 家族も壇上で祝福

最優秀選手賞に選ばれ家族に祝福される川崎F・小林悠(右)=横浜アリーナ(撮影・三好信也)
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 「Jリーグ・アウォーズ2017」(5日、横浜アリーナ)

 Jリーグは5日、横浜市内の横浜アリーナで年間表彰式となる「Jリーグ・アウォーズ2017」を開き、最優秀選手(MVP)に川崎のFW小林悠が初受賞した。

 小林は、今季23得点をマークして、単独で初の得点王にも輝いた。チームも念願のリーグ初制覇。個人とチームタイトルを含めて“3冠”に輝いた。

 小林は「まずはじめに、Jリーグにかかわるスポンサー、関係者の皆さま、ありがとうございました」と述べた後、「個人的なことで申し訳ないですが、プロになってから、ケガの多かった僕と一緒に泣いてくれた奥さんに感謝の言葉を伝えたい。ありがとう」と夫人への感謝のメッセージを発した。

 そして、「今年から主将となった時、最初にみんなの前で『(自分は)頼りないけど、勝たせたい気持ちは誰にも負けない』と言いました。サポーターの力も大きかったですが、キャプテンマークを巻いて先頭を走ってました。これからも向上心を持っていきたいです」などと語った。

 この後、壇上には小林を支えた夫人と2人の子供(男児)が上がり、MVPを祝福。夫人は、「1番近くで頑張っているのを見ていたので、その努力が報われてうれしいです」と小林の受賞を祝い、その苦労をねぎらった。

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