なでしこジャパン、3大会ぶりVへ王手 FW田中の決勝弾で中国破る
「サッカー女子・東アジアE-1選手権、日本1-0中国」(11日、フクダ電子アリーナ)
初戦の韓国戦で勝利したFIFAランキング8位の日本は同13位の中国に1-0で勝利した。なでしこジャパンは、FW田中美南(日テレ)の今大会2試合連続となるゴールが決勝弾となった。
前半20分、MF中島依美(INAC神戸)からのスルーパスに田中が反応、キーパーと1対1となると、左足でゴールへ流し込んだ。後半は押し込まれる場面が増え、ヒヤリとする瞬間もあったが、何とか無失点でしのぎきった。
決勝ゴールを挙げた田中は「(中島)依美さんから絶妙なパスが来たんで、流し込むだけでした」と謙そんしながらも、「内容としては課題が残る試合だったんですけど、攻められる時間も多く、厳しい時間帯で勝ち切れたことが大きいかなと思います」と試合を振り返った。
2連勝で勝ち点6で2位となり、15日に3大会ぶり3度目の優勝をかけて首位・北朝鮮と対戦する。「絶対、優勝を目指して、そのために点を取って勝ちたいです」と力強く宣言していた。