長友 妻・愛梨に捧げるバースデー弾 インテルPK戦制す
「イタリア杯・5回戦、インテル・ミラノ0-0ポルデノーネ」(12日、ミラノ)
イタリア1部リーグ、インテル・ミラノのDF長友佑都がポルデノーネ戦に先発フル出場し、PKでは7番目のキッカーとしてゴールを決め、12日が誕生日だった妻で女優の平愛梨へのバースデーゴールとなった。チームはPK戦を5-4で制し、ベスト16に進んだ。インテルは27日、ACミランとベローナの勝者と対戦する。
11月5日のトリノ戦(セリエA第12節)以来のスタメン出場となった長友は右サイドバックとしてプレー。ポルデノーネはレーガ・プロ(イタリア3部)だが、インテルは大苦戦。FWエデルやМFカラモウなどがシュートを打つが、相手のGKの好セーブもあって、なかなか点が決まらない。後半に入って、ブロゾビッチ、ペリシッチらМFとFWイカルディを投入したが、90分間では決着がつかず、前後半15分ずつの延長戦でもシュートを何本も放ちながらもゴールを決められなかった。PK戦でも5人では勝敗が決まらず、インテルは7人目の長友の番に。冷静にゴール左隅に決めて、長い戦いに終止符を打った。
妻への誕生日プレゼントとなる“ゴール”に、「バースデー弾になったのかどうかは分からないですけれど、ちゃんと決められて、チームも勝てたので」と長友。フル出場で久々に存在感を示し、「シーズンは11人だけでは戦っていけないんで。焦りはないですけれどね」と前を見据えた。