4失点惨敗の韓国戦に反省の弁…昌子「主将として未熟」、小林「下がりすぎ」

前半、韓国ゴール前で競り合う日本代表・昌子(中央)=味の素スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「サッカー・東アジアE-1選手権、日本1-4韓国」(16日、味の素スタジアム)

 日本が韓国に7年7カ月ぶりの敗戦を喫した。4失点は1979年6月16日、1-4で敗れた日韓定期戦以来という歴史的惨敗で、選手からも反省の弁が漏れた。

 この大会で主将を務めたDF昌子源(鹿島)は監督から「全員プレーをするのを怖がっている」と指摘されたことを振り返りつつ、「そうとらえられてもおかしくないプレーだったかなと。僕自身も相手の得意なプレーでやられてしまいました。非常に反省するところが多い試合だったかなと思います」と悔やんだ。

 具体的な反省点として、「攻守の切り替えが韓国の方が速かった。僕らも組み立てたくても、真ん中を閉じられてるので、なかなか真ん中で隙が作れなかった」という点を挙げた。主将として、また個人としては、「監督からキャプテンを命じられて、非常にキャプテンとしても未熟な3試合だったかなと個人的には感じました」と振り返った。

 先制点のFW小林悠(川崎)は「まず後ろが重たかったと思いますし、下がりすぎていたと思う。後ろでディフェンスの時も余っている選手もいた。後ろからしっかりはめていって、前に押し出せれば良かった」と慌てて前へボールを送ってしまった単調な試合運びを反省した。守備に転じた際も、小林は前線でただひたすらに走り回り、効果的にボールを奪えない時間帯が長かった。「後ろの3枚(韓国のDF3人)ぐらいを自分が1人で追っていく感じだったので、うまく前に押し出して守備ができれば、もうちょっといい攻撃につなげられたかな」とチーム全体が連動しての守備ができなかったとした。

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