田嶋会長 怒り心頭! 悪夢の大敗に「次元の違う情けなさ」
「サッカー・東アジアE-1選手権、日本1-4韓国」(16日、味の素スタジアム)
日本は韓国に1-4と完敗し、2勝1敗の勝ち点6で2位に終わった。韓国は2勝1分けの同7とし、大会初の2連覇で4度目の優勝。大会最優秀選手には韓国のMF李在城が選ばれた。
大敗に怒り心頭だった。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は「ひと言、情けない。がむしゃらになって取り返しにいく、代表としての誇りを持っているのか」と矛先を選手に向けた。「久々にこんな試合を見た。3点差での敗戦は記憶にない」。6月のW杯アジア最終予選・イラク戦で引き分けた際にも怒りを口にしたが「次元の違う情けなさ」とバッサリだ。
引き分ければ優勝という状況。「W杯でも勝ち点1を取りにいかなきゃいけない。日頃出せないものをW杯では出せない」と言う。収穫を問われ「ダメな選手が分かるわけですから」と最後まで厳しかった。