神戸、クラブ初の決勝進出を逃す 三木谷オーナー、吉田監督の続投は明言せず
「サッカー天皇杯・準決勝、神戸1-3C大阪」(23日、ヤンマースタジアム長居)
準決勝2試合が行われ、YBCルヴァン杯覇者のC大阪が延長の末、神戸を3-1で退け、03年度以来14大会ぶりに決勝に進出した。
神戸が逆転負けでクラブ初の決勝進出を逃した。吉田監督はMF高橋をアンカーに置いた4-1-4-1の布陣で臨んだが、延長で力尽きた。試合後は「何ができるのか来シーズンやっていきたい」と来季へ意欲を燃やした。
一方で観戦に訪れた三木谷オーナーは「残念」と悔しさをにじませ、吉田監督の続投については「社長に聞いて」と話すにとどめ、立花社長らとともに迎えの車に乗り込んだ。
来季はMF大森のFC東京移籍が決定的となっており、今季で契約が切れるGK徳重は長崎、DF岩波は浦和への移籍が濃厚だ。MF田中の去就も流動的。今夏加入したFWハーフナーも出場機会を求め国内クラブを優先に移籍先を模索しており、悲願のタイトルに向けて陣容を刷新していく。