本田逆襲宣言W杯任せろ 「絶対に選ばないといけないな、という活躍をする」
このまま消えるつもりはない。サッカー元日本代表FW本田圭佑(31)=パチューカ=が24日、成田空港に帰国し、千葉市内で小学生を対象としたサッカー教室を開催。半年後に迫ったW杯ロシア大会に向け「絶対に選ばないといけないな、という活躍をしないと」と9月以降遠ざかっている代表復帰に向け、アピールを宣言。2010年から4年を過ごしたロシアでの大舞台に「いろんなアドバンテージをもたらすことができる」と意欲を示した。
自らの力で、ハリルホジッチを振り向かせてみせる。本田の目は、既にロシアへと向いていた。名門・ACミランから新天地をメキシコに決め、クラブW杯出場も果たした2017年。「ノルマという部分では果たした部分はありますよね。(日本代表の)W杯出場(決定)もそうですし、クラブW杯(3位)もそう。とはいえ、総括すると満足できるものでは、やはりない」と振り返った。
2018年のテーマは“逆襲”だ。ロシアでのW杯に向け「皆さん、覚えているか忘れているかわからないですけど、4年間、一応あそこに住んでいたんでね。そんな日本人なかなかいない。いろんなアドバンテージを本当にもたらすことができる」と意気込む。
もちろん水先案内人で終わるつもりはさらさらない。「ベンチでも連れて行けとかそんな弱気なことを言っているわけではなくて。それはもちろんピッチで回答しないといけない。自分が『絶対に選ばないといけないな』という活躍をしないといけない」。本田と入れ違いで離日したハリルホジッチ監督は、2月にメキシコへ代表スタッフを派遣すると明言。巻き返しのチャンスはある。
「(来年は)出来過ぎた年でしたね、って言えるような年にしたい。期待していて欲しいですし、まだまだ、まだまだ走り続けたい。攻めていきたいと思う」。夢舞台への道のりは自ら切り開く。