大久保嘉人、1年で川崎復帰 「覚悟を持って」活躍誓う
サッカー元日本代表のFW大久保嘉人がFC東京から川崎に完全移籍することが29日、両クラブから発表された。今季、川崎からFC東京に移籍した大久保は1年での古巣復帰となる。
大久保は13年に神戸から川崎に移籍し、攻撃的なサッカースタイルや中村憲剛というパスの供給源の存在などクラブにフィット。13年から15年まで3年連続で得点王(13年・26点、14年・18点、15年・23点)に輝くなどチームに貢献した。16年も15点を挙げ活躍したが、変化を求めてFC東京に移籍した。しかし、今季は28試合8得点にとどまった。
大久保はFC東京を通じ、「自分なりにサッカーと向き合い、様々なことを考えた1年でした。1年間という短い時間でしたが、ファン・サポーターのみなさんに温かいご声援をいただいたことに、感謝しています。本当にありがとうございました」と惜別のコメントを出した。
復帰する川崎を通じては「まずは、またフロンターレでサッカーができることを嬉しく思っています。覚悟を持って、チームのために結果を残す。今は、それしか考えていません。そのために、自分の持てる力を出し尽くし、さらに成長していけるよう、日々努力していきたいと思います」と誓った。