内田篤人、J1鹿島復帰が正式決定 8季ぶり日本へ ウニオン・ベルリン発表
元サッカー日本代表の右サイドバック、DF内田篤人(29)がJ1鹿島に復帰することが2日、所属するドイツ2部、ウニオン・ベルリンから発表された。8季ぶりの日本復帰となる。
ウニオン・ベルリンの公式ツイッターは「背番号2の内田に深く感謝します。彼は日本の、彼にとってはホームクラブである鹿島アントラーズに復帰します。成功を祈ります」と記した。
清水東から06年に鹿島に加入。右サイドバックとして活躍した。10年にドイツ1部のシャルケに移籍すると、定位置を確保。欧州チャンピオンズリーグなど大舞台でもプレーした。
15年6月に以前から痛めていた右膝を手術してからは苦境が続いた。15-16年は公式戦の出場はなし。長いリハビリの末に16年12月に欧州リーグのザルツブルク戦に途中出場し、復帰を果たしたが、以後もシャルケで定位置を取り戻すことはできなかった。
昨年夏、8シーズン所属したシャルケからW杯出場を意識し出場機会を求めて、ドイツ2部のウニオン・ベルリンへ移籍した。しかし、新天地でも出場機会に恵まれず、今回の決断に至った。
日本代表としては10年の南アフリカW杯のメンバーに名を連ねたが出場はなし。14年ブラジルW杯では3試合に出場したがチームは1次リーグで敗退した。