内田が鹿島復帰 約7年半ぶりに古巣へ
サッカーのドイツ2部リーグ、ウニオン・ベルリンは2日、元日本代表のDF内田篤人(29)がJ1鹿島に移籍すると発表した。2010年W杯南アフリカ大会、14年ブラジル大会で代表入りしたが、近年は右膝のけがに苦しんでおり、約7年半ぶりに復帰する古巣で今年のW杯ロシア大会出場を目指す。移籍金は非公表。
内田は静岡県出身で清水東高から06年に鹿島入団。すぐに定位置を奪い、10年にドイツ1部のシャルケに移籍した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)などで活躍したが、15年に手術した右膝の故障に悩まされてからは出場機会を失った。昨夏に1年契約で加入したウニオン・ベルリンでも出番が乏しく「(冬の移籍を)考えていなくはない」と話していた。