高校サッカー上田西が快挙、長野県勢初の4強進出

 「全国高校サッカー選手権・2回戦、上田西3-2明秀日立」(5日、駒沢陸上競技場)

 逆転勝利を飾った上田西が、長野県勢初のベスト4進出を決めた。1点を追う前半16分、DF大久保龍成主将(3年)がPKを決めて同点。同23分にはMF宮下廉(3年)が左CKを直接決めて勝ち越し。後半1分にはDF田辺岳大(3年)のゴールで突き放した。後半10分に1点差とされたが、しのぎきった。

 白尾秀人監督(37)は「自分たちのやりたいことができている。どんな相手にも自分たちの泥臭さが出せている」と選手をたたえた。同点PKの大久保主将は「県勢初の4強はうれしい。次は埼玉スタジアムという、すばらしい場所でできる。また、緩めずに気を引き締めていきたい」と話した。

 準決勝で対戦する前橋育英とは、今季、3回練習試合を行っている。相手は主力組でないBチームでの編成だったが、それでも3戦全敗していた。大久保主将は「練習試合でもAチームと1回もやらせてもらえない。悔しい気持ち。リベンジできれば。物おじせずにやりたい」と誓う。大舞台で、Aチームを相手にまとめて借りを返して、さらに歴史を刻む。

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