斎藤学、移籍批判にSNSで思いつづる「ひとつだけ言わせてもらいたい」
J1横浜Mから川崎へ電撃移籍した元日本代表MF斎藤学が19日、自身のインスタグラムを更新。「裏切り者」などと批判を浴びていることに対し、「ひとつだけ言わせてもらいたい」と思いをつづった。
背番号10が入ったマリノス時代のプレー写真を掲載。「僕はマリノスが大好きです。だって、自分の全てが、詰まった、8歳から過ごしてきたクラブですよ。『屑、死ね、裏切り者、怪我治るな』など何を言われてもしょうがない。そう思っていましたが、ひとつだけ言わせてもらいたい。今までマリノスの選手として闘ってきたこと これだけは否定されたくない」と強く主張した。
移籍決断の理由についても記した。「僕はサッカーが好きで、プロの選手として成長したくて、純粋にその想いに駆られ今回、この道を選ぶことにしました」と説明。現在の心境について「居心地の良いところにいるよりも新しいところに行く怖さ。正直、不安はあるし、緊張するし。それでもここまで叩かれて、戻る場所を無くすことになってまでも、挑戦すると決めました」と、複雑な思いも打ち明けた。
マリノス時代の思い出などを振り返り、サポーターなどに向けて「叱咤激励の投稿、コメント、ほぼ読ませていただきました。こんな中でも応援してくれている人がいること、どんなに嬉しかったか。ありがとうございました。たくさんの人を失望させ傷つけてしまって、すみません」と、感謝と謝罪のメッセージ。最後に川崎のサポーターに「誠心誠意 全力を尽くしてプレーします!よろしくお願いします」と決意を述べ、締めくくった。