INAC神戸・新加入のMFイ・ミナがミニスカ&ハイヒールで登場
サッカー女子プレナスなでしこリーグのINAC神戸が22日、神戸市内で始動し、新加入選手および新体制発表会見を行った。新加入選手3人のうち、韓国・現代製鉄レッドエンジェルズから加入した韓国代表MFイ・ミナ(26)と日体大から加入したDF羽座妃粋(21)が出席。兵庫・日ノ本学園高から加入したDF牛島理子(18)は欠席した。
膝上約15センチの黒いワンピースと8センチのヒールで登場した李玟雅は日本語で「こんにちは、初めまして。今年からINAC神戸に入りましたイ・ミナです。よろしくお願いします」と挨拶し、「INAC神戸のプレースタイルが好きで、機会があればプレーしてみたいと思っていた。ケガすることなく、リーグタイトルをもたらすことが目標」と抱負を語った。
昨年12月の東アジアE-1選手権でも来日し、その美貌で話題となったが、韓国代表の10番を背負うなど実力も兼ね備えている。異国の地で初めての一人暮らしにも「不安はない」と落ち着いており、神戸の街の印象については「とてもキレイで静かなところ」と愛らしい笑みを浮かべた。
チームは13年を最後にリーグ優勝から遠ざかっており、昨季は3年ぶりの無冠に終わった。皇后杯を連覇に導いた松田岳夫前監督(56)が退任し、元女子日本代表「なでしこジャパン」のFW大野忍(33)、MF田中明日菜(29)らベテランがチームを去るなど、若返りが加速している。ヘッドコーチから昇格し、今季から指揮を執る鈴木俊監督(43)は「より攻撃的にスピードとパワーを前面に押し出し、リーグ優勝を目指して現張りたい」と決意をにじませた。