J1広島“タイの至宝”ティーラシンと正式契約「2ケタ得点目指す」

 期限付き移籍でタイ・ムアントンからJ1広島に加入するFWティーラシンが31日、広島市内で契約書にサインし、正式に広島の一員となった。契約期間は2月1日から12月31日まで。

 ティーラシンは「Jリーグはアジアで最強のリーグ。欧州のリーグと比べてもレベルは高く、海外の選手も集まっている。新たなチャレンジをとても楽しみにしている」と、目を輝かせた。今季の目標については「2ケタゴールを目指したい」と力強く語った。

 “タイの至宝”の異名を取る29歳のストライカー。09年から9年間所属したムアントンでは257試合に出場し、111得点。タイ代表としても国際Aマッチに91試合出場して42得点を挙げている。イングランドやスイス、スペインなど海外クラブでのプレー経験もある。30日はムアントンの一員としてアジアCL出場を懸けたプレーオフで柏と対戦し、0-3で敗れた。

 広島入団に至った経緯については「広島が一番(自分に)興味を持ってくれていた。広島は歴史が長く、優勝経験のあるチーム。今回の決断は難しいものではなかった」と振り返り、「これまで日本のチームと何度か対戦したが、ゴールを奪っているし、パフォーマンスも悪くなかった。Jリーグでやっていける手応えはある」と自信をのぞかせた。

 1日に母国タイで合宿中のチームに合流する予定で「早く一緒に練習したい」と、チームメートとの顔合わせが待ちきれない様子だった。

 広島は24日のJリーグ開幕戦(Eスタ)で、“タイのメッシ”と評されるMFチャナティップを擁する札幌と対戦。タイのスター選手同士のマッチアップも注目されている。

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