J新人研修に久保建英らが出席

 Jリーグは1日、静岡県内で新人研修をスタートし、J1からJ3までの151人が参加した。3日間におよぶ研修会の初日は、村井満チェアマン(58)による講義からスタート。少人数によるグループワークなどが行われた。

 FC東京MF久保建英(16)は、最年少として研修に参加。グループワークでは、挙手をして発言をする場面もあり「(Jクラブの)ビジネスなど、ピッチ外のことはあまり考えたことがなかったので、興味を持った方が良いと思った。今回の研修を生かして、少しでもプロとして成長できれば良いと思う」と話した。

 研修の中では「5年後の自分への手紙」を期間中に書き上げるという課題もあった。久保は「3日間考えたい」としながらも「ふわっとしていて、サッカー選手として大きな存在になりたいと思う」とイメージを話した。

 また村井チェアマンからの講義の中では、練習の空き時間を利用して、語学の習得や、周囲とのコミュニケーションで傾聴力を高めることが新人選手たちは薦められた。スペイン・バルセロナの下部組織出身の久保は「語学についてはスペインでも大事さを感じたところ。一つ(スペイン語)は話せるので、他の言語も話せるようになりたい。英語はサッカーにかかわらず、話せたら色んな人とのコミュニケーションが取れると思う」と向上心を見せていた。

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