鹿島・内田 復帰後最長81分間出場 小笠原との連係で存在感
「いばらきサッカーフェスティバル、鹿島4-3水戸」(3日、ケーズデンキスタジアム水戸)
J1鹿島は3日、プレシーズンマッチでJ2水戸と対戦して4-3と勝利した。7年半ぶりに復帰した元日本代表DF内田篤人(29)は右サイドバックで先発して、復帰後最長となる81分間プレー。復調ぶりを見せた。
輝きを放ったのは前半37分。MF小笠原がボールを持つと、一気にDFラインの裏をついた。「(小笠原)満男さんには『GKのとこまで走るから、そこを見ていて』って試合前に話していた。そしたら本当に出てくるからすごい」。得点にはつながらなかったが、存在感を放った。
14日には復帰後初の公式戦であるACL・上海申花戦(カシマ)が迫る。「まずは結果。鹿島は勝ってナンボのチームで、勝てば調子が出るから」。着実にステップを踏み、J復帰のシーズンに備える。