J1神戸・ポドルスキが神戸愛語る 神戸市長を表敬訪問
J1神戸の吉田孝行監督(40)、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)らが8日、神戸市役所に久元喜造市長(64)を表敬訪問した。
神戸はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目標に掲げており、今季から主将を務めるポドルスキは「目標に向かって大きな一歩となるように、力を貸して欲しい」と呼び掛けた。
敵地で迎える鳥栖との開幕戦(2月23日)まで約2週間。「無駄にする時間はない。モチベーションが大事。チームを刺激し鼓舞していきたい」と主将らしく抱負を語った。
ドイツ出身でイングランド、イタリア、トルコを渡り歩いた世界的ストライカーは、家族と暮らす神戸の街について「いろんな街に住んだが、素敵で街も綺麗でゴミ一つ落ちていない。故郷からこれだけ離れていても寂しくない。長くいられれば」と神戸愛も強調した。
ポドルスキからサイン入りボールを受け取った久元市長は「スリリングな試合を見せて欲しい。ヴィッセル神戸が頑張れば神戸の元気につながる」と激励した。
本拠地開幕戦は3月3日の清水戦で、国内のスタジアムでは初となる、天然芝と人工芝を交ぜて耐久性を高めた「ハイブリッド芝」のお披露目となる予定。