ジダン監督 自力で再就職先を確保?
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督に対し、パリ・サンジェルマン(以下PSG、仏)が来季へ向けて引き抜きを熱望しているという。フランスのスポーツ紙、ル10スポルトが伝えている。
PSGはジダン監督の関係者と接触し、招へいの実現性があるか、手応えを確かめているところ。具体的な交渉段階には入っていないが、レアルではリーグ戦で不振、カップ戦でもすでに敗退しているため、先行きは不透明。そういった状況もあって、PSG側は来季の指揮官の最有力候補として考えているという。
なお現在、フランスチームの指揮を担当しているウナイ・エメリ監督は今季チャンピオンズ・リーグで準決勝へ進出すれば、自動的に契約延長されるという下約束があるという。逆にそれ以前で敗退すれば、職を失うことが確定的だとされる。ベスト16で対戦するレアル・マドリードとの2試合がチームにとっても指揮官にとっても、その後の動向に大きな影響を与えることになりそうだ。