復帰の内田、2835日ぶりに鹿島の公式戦出場「いいチームだと思う」

 「アジアCL・1次リーグ、鹿島1-1上海申花」(14日・カシマサッカースタジアム)

 終始攻勢に進めながら、開始4分に失った1点が重く響いた。後半6分に同点に追いついたが、もう1点が奪えず、引き分け発進。その中で、DF内田篤人(29)が、10年5月12日のACL決勝トーナメント1回戦の浦項戦以来、2835日ぶりに鹿島の公式戦に出場。先発フル出場を果たした。

 「だいぶ長い間フル出場できていなかった。うれしかったし、勝てればよかったけど、ちょっと悔しかった」。内田は昨年9月15日にドイツ2部のウニオン・ベルリンで途中出場したのが、実に2年半ぶり。翌週の同21日にフル出場。3年間で出場2試合にとどまっていた。

 「久しぶりのチーム。楽しくやろうと思った」という思いで、先発のピッチに立った。後半ロスタイムにシュートを放つなど、最後まで攻撃的にプレーした。「ある程度はできた。1試合終わっただけで、大きいことはいえないけどね」と話した。

 シュート数21本対12本。序盤の得点で相手が守勢に回ったとはいえ、試合は終始鹿島ペースだった。「内容から見れば(勝ち点)3はほしかった。ACLに出てくるチームを相手に、これだけ押し込めた。(鹿島は)いいチームだと思う。自信を持っていい」とチームに対する手応えも十分だった。

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