C大阪・山口蛍「大阪からJリーグを盛り上げたい」 G大阪とのダービー見据える
5月に25周年を迎えるJリーグは15日、東京都内でJ1、J2、J3の全54クラブが参加して、開幕前の恒例イベント「キックオフカンファレンス」を開催。C大阪の尹晶煥監督(44)と主将のMF山口蛍(27)はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグのアウェー済州戦から同日帰国し、会場に直行した。クラブにとって4年ぶりとなるACL初戦をMF水沼宏太(27)の劇的ゴールで制し、敵地から貴重な勝ち点3を持ち帰った。フル出場した山口は「4年前に比べ戦い方も分かるし、負ける感じはしなかった」と激闘を振り返った。
今季最初の公式戦となった10日の富士ゼロックス・スーパー杯を制し、幸先良くスタートを切ったC大阪。25日にはホームで横浜Mとの開幕戦を迎える。
4月21日の第9節には敵地でG大阪との大阪ダービーも控える。G大阪にはかつてC大阪を率いたレビー・クルピ監督(64)が就任したこともあり、例年以上に注目を集めるダービーとなりそうだ。山口は「ダービーはやはり違うものがある。大阪の2チームがJリーグを引っ張るような強いチームになって、大阪からJリーグを盛り上げたい」と熱い胸の内を明かした。