神戸「新スタジアム構想」サポーター席拡充 10年間ノエスタの管理運営事業者に
J1神戸は4月1日から10年間、ノエスタの管理運営事業者に決定したことに伴い「新スタジアム構想」を発表。「スタジアムからスポーツパークへ」などのコンセプトを掲げ、より魅力的なスタジアム作りを目指す。
最初の一手がサポーター席の拡充となる。ホーム側のゴール裏サポーター席を9メートル前方に出し、最前列はゴールラインからわずか10メートルまで接近。他にも8人掛けボックス席やピッチ脇にテラス席も設ける。3日のホーム開幕戦がお披露目で、練習場の芝張り替えやアイスバスを導入するクラブハウス改修も含め、総工費10億円の大型プロジェクトとなる。
隣接する公園などスタジアム外周にもさまざまな仕掛けを検討中といい、プロ野球楽天の球団社長を兼任し、本拠地の球場に観覧車を設置するなどした立花陽三社長は「大きな変革を起こしたい」と夢を膨らませる。