目指すは無の境地…李忠成が提案、J1浦和に“座禅部”発足プラン

 足を組む。背筋を伸ばす。心静かに、目指すは無の境地-。J1浦和FW李忠成(32)は1日、チーム内に「座禅部」発足プランを提唱した。さいたま市内での練習を終えて「座禅の会を開こうかな。若手を呼んで」と話した。

 練習オフの2月某日、李は日本代表MF長沢和輝(26)とともに都内での座禅会に参加した。「みんな戦っている中で、心を無にする時間は必要。無にするのは無理でしたが…。毎日やっていきたい」。メンタルトレの一環として導入し、チームにも紹介する思いだ。

 長沢は叔父が大学で禅仏教の教授をする関係で小学生時代に座禅経験があった。「若い選手にとっていいと思う。いいメンタルで試合に臨むことが大事。1つの取り組みとして面白い」と賛同。座禅で培う強い精神力が、1つの武器になる。

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