初招集FW中島に“メッシ”期待 ハリル監督「1対1で抜ける選手はほかにいない」

 代表メンバーに中島翔哉を選んだハリルホジッチ監督(撮影・三好信也)
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 日本サッカー協会は15日、親善試合・マリ戦(23日・リエージュ)、同ウクライナ戦(27日・リエージュ)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。昨年9月を最後に、代表から遠ざかっていたFW本田圭佑(31)=パチューカ=が復帰。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「このチャンスをつかんで欲しい」と話した。また、ポルトガルリーグで好調のFW中島翔哉(23)=ポルティモネンセ=が初招集された。左足首痛のMF香川(ドルトムント)と左膝痛のDF吉田(サウサンプトン)は外れ、FW岡崎(レスター)や所属先で出番を失っているFW浅野(シュツットガルト)MF井手口(クルトゥラル・レオネサ)も選出を見送られた。

 卓越した個人技が高い評価を受けた。初招集したFW中島を、ハリルホジッチ監督は「1対1で抜ける選手はほかにいない。スピードは爆発的なものがある。左も真ん中もできる」と絶賛した。

 これまでチェックを続けてきた選手の1人だった。リオ五輪で監督を務めた手倉森コーチからも「オリンピックでどうだったかも聞いた」と情報は収集済み。今季、ポルトガルリーグで9得点7アシストとブレーク。招集へ機は熟した。

 「本大会では個人で打開できる選手が大事」と力説する。引き合いに出したのはメッシ(バルセロナ)だった。14日の欧州CLでは、2ゴール1アシストの活躍で3-0でチェルシーを下したが「バルサはメッシなしであの結果が残せたか?」と問いかけた。

 「まだ(本大会代表の)23人に入るか分からない」と話しつつ、「A代表で所属クラブと同じようにドリブルでいけるか、代表でできるかを見極めたい」。“日本のメッシ”になり得るか。期待は限りなく大きい。

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