どうした浦和…ホーム2連敗で4戦未勝利 昨季アジア制覇も
「明治安田生命J1、浦和0-1横浜M」(18日、埼玉スタジアム2002)
昨季のアジア王者が苦しんでいる。名門ながら未勝利同士の対戦となった試合は、後半36分にFWウーゴヴィエイラの決勝ゴールで横浜Mが勝利。リーグ戦4試合を終えて浦和は2分け2敗の勝ち点2で18位中17位となっている。
横浜Mの山中が左サイドからカットイン、右サイドに位置していたウーゴヴィエイラが興梠のマークを一瞬の動きで外しパスを受けるとエリア内からシュートを流し込んだ。浦和から見ればわずかなスキをつかれた形になった。
昨季はACLを10年ぶりに制覇した浦和。国内タイトルはものにできず、仕切り直しのシーズンを迎えていた。しかし、リーグ開幕戦のFC東京戦は敵地で1-1の引き分け。本拠開幕戦では広島に1-2と敗れ、第3節は今季J1に昇格した長崎と敵地で1-1の引き分けに終わった。
この日は本拠で敗れたため、ホームは2戦2敗。熱狂的なサポーターの声に応えられていないのが現実だ。最下位には国内3冠やACL優勝を経験しているG大阪が沈んでおり、浦和に勝った横浜Mもまだ1勝目。名門の苦戦が目立つリーグ序盤戦となっている。