長友「僕らは僅か2週間でヒーローになった」ツイッターで低評価の代表に言及

 欧州遠征中のサッカー日本代表のDF長友佑都(31)=ガラタサライ=が25日、自身のツイッターを更新。W杯開幕前の低評価を覆してグループリーグ突破を決めた2010年南アフリカ大会を引き合いに出し、同じく低評価が続いている現状からの躍進を誓った。

 23日にベルギー・リエージュで行った国際親善試合・マリ戦では後半ロスタイムにFW中島のゴールで辛うじて引き分けに持ち込んだハリルジャパン。しかし本大会を3カ月後に控え、戦術とメンバーの定まらない試合内容は、批判の声を増幅させる結果となった。こうした現状に対し、左SBとしてマリ戦に先発した長友はツイッターを更新。「2010年W杯前も同じように批判された。批判され続けた僕らは僅か2週間でヒーローになった。みんな手のひらを返し、称賛した。」と、第2次岡田武史監督時代の南アフリカ大会当時のことを振り返った。

 8年前は壮行試合となるホームでの韓国戦で、0-2と完敗。岡田監督が“進退伺”を申し入れる騒動に発展した。しかし本大会では2勝1敗と結果を出し、グループステージを2位で突破した。

 中心選手として当時を経験している長友。「ピンチはチャンス。厳しい状況で、一歩踏み出す勇気を持ったものだけがチャンスを掴む。」。どんな苦境の中でも突き進んでいく決意を示した。

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