スペイン代表イスコ、ハット達成で愚痴?「レアルでは出場機会が限られている」
「国際親善試合、スペイン6-1アルゼンチン」(27日、マドリード)
ハットトリックを達成したスペイン代表のMFイスコ・アラルコンが、所属のレアル・マドリード(スペイン)で安定した出場機会が得られないと愚痴をこぼした。自身初の快挙に思わず本音がポロリと出た格好。28日のマルカ紙、アス紙などスペイン各紙が報じている。
試合後のイスコは「所属クラブで継続したプレーができない時、代表での試合が僕に活力を与える」と発言。続けて「ここで僕は監督の信頼を得ているが、(レアル・)マドリードではもしかするとそれを勝ち得ていないかもしれない。僕が良い選手だって証明したい意欲が非常にある。ジダンの信頼を勝ち取るためにしっかり練習を続けて行かなければならない」と話した。
イスコにとって初めてのハットトリックは、W杯優勝経験のある世界王者との対戦では歴代のスペイン代表でも初の快挙。さらに対アルゼンチンに限ると、世界でも歴代でペレ、リバウド、ロナウド(いずれもブラジル代表)ら、これまでにわずか6人しか成し遂げていないという。