C大阪山口蛍 代表帰りでフル出場「チームありきの僕。それで外れても悔いはない」

 「明治安田生命J1、C大阪2-1湘南」(31日、金鳥スタジアム)

 C大阪が競り勝ち、待望の今季初勝利を手にした。1-1の後半41分、途中出場の日本代表FW杉本健勇(25)が決勝点。チームにとっては2月14日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)済州戦から約2カ月半、公式戦8試合ぶりの白星ともなった。

 日本代表MF山口蛍(27)はフル出場。ベルギーで行われた国際親善試合ウクライナ戦から中3日だったが、長距離移動や時差の影響をものともせず、走行距離11・5キロを走破し中盤の底を支えた。試合後の背番号6は「疲れとか言ってられるチーム状態じゃない。そういうところで示していかないといけない」と責任感を口にした。

 日本代表での活動から気持ちを切り替えたという山口はC大阪を最重要視する考えを示し、「自分にとってはチームが一番大事。チームありきの僕なので、それで代表を外されても悔いはない」と言い切った。「4年前はW杯に行きたい気持ちは今よりも全然強かったが、年齢も積み重ねも違う。去年以上にチームで結果を出したい。代表も考えないといけないかもしれないがチーム(への思い)が先にくる」と話す姿には、主将としての自覚が強くにじんだ。

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