FCと東京・長谷川監督が古巣ガンバから白星 森重が今季初連勝に導いた
「明治安田生命J1、FC東京3-2G大阪」(31日、味の素スタジアム)
日本代表DF森重がFC東京を今季初の連勝に導いた。1-0の前半12分にDF小川のクロスに頭で合わせて追加点。2-0から一度は追い付かれながら勝ち切り、「ズルズルと負けるのが、これまでの東京。流れが悪い中で、バラバラにならずにできた」と手応えを口にした。
今月のベルギー遠征で約1年ぶりに代表復帰。試合出場はなかったが、「(本大会出場までの)イメージはつかめた。次の代表までにそのイメージに近づきたい」。昨年7月に左足首を手術した森重は、確実に本来の姿に戻りつつある。このままロシアへと続く復活ロードをひた走るつもりだ。
古巣から勝利を挙げた長谷川監督は後半19分、FWディエゴオリベイラが勝ち越し点を決めると両拳を振り上げ、ど派手にガッツポーズ。「3点目が勝負だと思っていた。相手にダメージを与えられた」と喜びつつ、「試合が終わると複雑。ガンバにも頑張ってほしい」と表情を曇らせていた。