C大阪が初勝利!FW杉本が決めた「チームが勝てたことが一番うれしい」

 「明治安田生命J1、C大阪2-1湘南」(31日、キンチョウスタジアム)

 昨季2冠のC大阪がつかんだ待望の今季初勝利。立役者は日本代表FW杉本だった。途中出場から10分後の後半41分、右サイドで一人をかわすと中央に切れ込み左足を振り抜いた。鮮やかな流れの決勝ゴールは3試合ぶりとなる今季2得点目。「チームが勝てたことが一番うれしい」と優しく笑った。

 いまやJの舞台では風格すら漂わせるが、日本代表のベルギー遠征では真価を発揮できなかった。先発出場したウクライナ戦では無得点。失意のまま56分間でピッチを後にしたが「厳しい声があることも承知しているが、そんなことに惑わされていたら前に進めない。ダメな部分は受け止めて、もう一度自分を見つめ直さないといけない」と切り替えた。

 C大阪にとっては2月14日のACL済州戦から約2カ月半、公式戦8試合ぶりの勝利でもあった。チームを勝たせるゴールにこだわる男は、わずか出場14分間で仕事をやってのけ、「オレにはここしかない」とW杯メンバー入りへ力を込めた。W杯にふさわしい存在であることを証明していく。

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