バルサ、終盤に53秒で2得点 奇跡の同点劇で歴代最多に王手の37試合連続無敗
「スペイン1部リーグ、セビリア2-2バルセロナ」(31日、セビリア)
バルセロナが最終盤で2点のリードを跳ね返し最後は途中出場のFWリオネル・メッシが同点弾。スペインリーグでの連続無敗記録を37試合とし、歴代最多記録タイを狙って次節へ臨むことになった。
試合のシナリオはセビリアの勝利で進んで行く。37分にバスケスが先制、後半早々の50分にムリエルが追加点を奪い2-0とする。その後も反撃を狙い前がかりになったバルセロナの背後を襲いたびたびゴールに迫りゴールラッシュさえ可能な展開だった。
2度ゴールポストを叩きながらも得点がなかったバルセロナは87分、右サイドからのクロスにFWルイス・スアレスが体を投げ出しならのボレーシュートを決めて1点差に。その後1分を経過しない間にこの日の主役が魅せた。58分から途中出場していたメッシがゴール正面からのミドルシュートを決めた。
スアレスは試合後「チームは諦めずに戦いメンタル的に強いところを見せた。メッシは彼がどういう存在なのかを証明している。同点のシーンもその1つ 」とコメントした。
一方のセビリアのモンテッラ監督は「チームの戦いぶりを誇りに思う。しかしチャンスで得点を決めるという点で改善すべき。我々には勝負を決めることができた。それを逃しているとバルセロナには素晴らしい選手たちがいるのだからこういうことになる」と残念がった。