なでしこジャパン 8大会連続W杯出場へ初戦は快勝発進
「女子アジア杯・1次リーグ、日本4-0ベトナム」(7日、アンマン)
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」がヨルダン・アンマンのキングアブドゥーラ2世スタジアムで開催された2019年女子W杯フランス大会予選を兼ねた女子アジア杯初戦に臨み、4-0でベトナムに圧勝した。
FIFAランキング11位の日本に対し、ベトナムは35位。B組4チームの中で最もランキングの低い相手との初戦で、勢いをつけておきたい試合だった。開始3分、FW横山(フランクフルト)の鋭いシュートで先制すると、17分には中島(INAC神戸)が追加点。W杯未経験のメンバーが結果を出し、2-0で前半を終える。
後半12分にはCKからFW岩渕(INAC神戸)がゴール。21分には途中出場のFW田中が4点目を決め、大会連覇へ上々の初戦となった。
なでしこジャパンは3月発表のFIFAランクで11位に後退。ふた桁順位となるのは2007年以来のことで、11年W杯ドイツ大会を制した頃の強さが失われて久しい。世代交代は思うように進まず高倉監督は、長らく代表を離れていたベテランFW川澄(レイン)を今大会直前に招集するなどW杯8大会連続出場へチーム再構築を行った。
大会では参加8チーム中5位までがW杯出場権を獲得できる。日本は10日に韓国、13日にオーストラリアと対戦する。