Cロナ“疑惑”のPKで欧州CL準決勝進出も…「僕らは勝者に相応しい」
「欧州CL・準々決勝第2戦、R・マドリード1-3ユベントス」(11日、マドリード)
スペイン1部リーグレアル・マドリードのFWクリスティアノ・ロナウドが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に胸を張った。
12日のスペイン紙などによると、ロナウドはユベントスが判定に猛抗議したシーンについて「彼らがなぜ抗議するのか分からない。もし反則していなかったらルーカス(・バスケス)が点を決めていた。後方からのタックルがあった」と分析。
さらにロナウドは「試合を通してベナティアやほかのユベントス選手は後ろから蹴りを入れていた。それが彼らのプレースタイル」と相手チームを非難した。
第1戦で十分なリードを手にしながら、ホームで0-3と2戦合計で同点に追い付かれた戦いぶりについては「あらゆることが起こり得るということ。僕らは十分な状態ではなく、そのことを認めた上で今後の教訓にしなければ」と反省した。
一方でロナウドは「試合は最後まで戦わなければならない。僕らは勝者に相応しい」と、審判の後押しによる準決勝進出ではないとした。
問題のシーンはロスタイムに入った93分、エリア内でユベントスのDFベナティアがレアルのFWルーカス・バスケスを後方からファールしたとしてPKが与えられたもの。第1戦0-3で敗れたもののアウェーの第2戦で3-0と追い付いたユベントスは猛然と抗議し、GKブフォンが退場処分になるなど終盤で大荒れになった。