本田 2戦連発&アシスト 自身3度目のW杯への準備に抜かりなし
「メキシコ1部リーグ、パチューカ3-1サントス・ラグナ」(14日、パチューカ)
メキシコ1部パチューカのFW本田圭佑(31)はサントス・ラグナ戦にフル出場して前半に先制点を挙げるなど1ゴール1アシストで3-1の勝利に貢献した。ドイツ1部ケルンのFW大迫勇也はヘルタ戦にフル出場。アイントラハト・フランクフルトのMF長谷部誠はレーバークーゼン戦に、ハンブルガーSVの酒井高徳と伊藤達哉はホッフェンハイム戦にそれぞれフル出場した。イングランド・プレミアリーグでレスターのFW岡崎慎司はバーンリー戦に先発したが、前半だけで交代した。
狙い通りにゴール左へ突き刺した。前半24分。マークを外すように中央に入って後方からのパスを受けた本田は次のタッチでシュート体勢を整え、左足を振り抜いた。ホームに大歓声を巻き起こす先制弾。自身2戦連発でリーグ戦後期7得点目。6分後には見事なスルーパスで追加点も演出し、勝利を呼び込んだ。
日本代表が電撃的な監督交代で揺れる中、W杯ロシア大会に向けて、着実に結果を積み重ねている。ハリルホジッチ前監督の下では居場所を失いかけていたが、西野新監督の就任を機に、代表の中心的な立場に返り咲く可能性もある。自身3度目の大舞台への準備に抜かりはない。
試合後には自身のツイッターを更新。シリア軍の化学攻撃を伝えるニュースを引用し、「何も出来ない自分がただ虚しい。もっともっと成り上がって力つけます」と思いを記した。常に進化を求めるのが本田流。フットボーラーとして一人の人間として。描く理想へ、さらに己を磨き上げる。