川崎、ACL未勝利で1次リーグ敗退
「ACL・1次リーグ、川崎2-2蔚山」(18日、等々力陸上競技場)
既に1次リーグでの敗退が決まっている川崎は、ホームで蔚山(韓国)と対戦して2-2で引き分けた。
これで1次リーグは3分け3敗となった。前年度のJリーグ王者が未勝利で大会から姿を消すのは、2013年度大会の広島以来となった。
既に消化試合となっていただけに直近の試合からは、先発11人全員を入れ替えて臨んだ一戦。だが、右膝前十字じん帯損傷から復帰したMF斎藤が「上(決勝トーナメント)にはいけないが、そんなのは関係なく、みんながチャレンジした試合だった」と振り返るように、選手は奮起。前半2分には斎藤の鋭いドリブルからチャンスを作り、最後はMF鈴木が先制点。さらに同43分にはMF長谷川が追加点をあげた。
だが、後半に入って流れは一変。後半2分にセットプレーから失点すると、その3分後にも被弾して同点とされた。その後は、再び反撃を目指したが、スコアは動かずに、今季のACL初勝利はならなかった。