川崎 4発で7試合ぶり勝利 攻撃面を修正!本来の姿取り戻した
「明治安田生命J1、川崎4-1鹿島」(21日、等々力陸上競技場)
圧倒的な攻撃力を取り戻した。川崎が鹿島を相手に4得点。3月31日の広島戦以降、公式戦は4分け2敗で、アジア・チャンピオンズリーグは敗退した。7試合ぶりの勝利で悪夢を吹き飛ばした。
MF中村は「原点は1対1で負けない。走り負けない。そういうところがあって、崩しがある。こういう勝ち方を去年はしていた」と言う。相手DFのバックパスを奪ったゴールは、走り負けない姿勢が生んだものだ。
鬼木監督は映像を見せながら攻撃面を修正。「走る人はパスがくると信じて走りきろう」と約束事を決めた。昨季V争いをした相手に実行し、ゴールラッシュにつなげた。DF車屋は「鹿島は弾みをつけるのに最高の相手」と言う。王者が本来の姿を取り戻した。