バルセロナ国王杯4連覇 イニエスタ涙…去就は「来週明らかにする」
「スペイン国王杯・決勝、セビリア0-5バルセロナ」(21日、マドリード)
バルセロナが国王杯決勝では103年ぶりとなる5-0の大差で4連覇、通算30回目の優勝を果たした。
速攻でFWルイス・スアレスが先制点を挙げてからバルセロナが試合を一方的に支配した。2点目はFWメッシ。史上2位となるカップ戦決勝5度目の得点を決めた。もっとも、この日主役になったのはMFイニエスタ。前半に左足でミドルシュートを放ちクロスバーを叩いたが、後半に入った7分、メッシとのコンビプレーでゴール前に進出。巧みな動きで相手GKをあざむいて4点目を決めた。
今季限りでバルセロナを退団して中国のチームへの移籍が濃厚視されるイニエスタは終了間際に交代しベンチへ戻ると、感情の高まりを抑えきれず目を赤くした。試合後選手は「僕らはとても力強く、積極的にプレーした。このタイトルをうれしく思うし、リーグ優勝がこれに加わるようにやっていく」と試合と振り返った。なお自身の去就については「来週明らかにする」としている。