サッカーW杯優勝トロフィーが日本到着 岡田武史氏触れることできず「悔しい」
サッカーW杯の優勝トロフィーが世界を巡回するプロジェクト「コカ・コーラ FIFAワールドカップ トロフィーツアー」の日本開催が27日から始まり、東京・羽田空港で到着セレモニーが行われ、金色に輝くトロフィーが披露された。
セレモニーに出席した日本サッカー協会・田嶋幸三会長は「選手が120%の力を出せるようにサポート体制をとってロシア大会に臨みたい」とトロフィーを前に、気を引き締めた。
元日本代表監督で、FC今治オーナーの岡田武史氏は「トロフィーにさわれると思ったら、W杯のチャンピオン以外、さわってはいけないという。残念で悔しい。私が生きている間に日本人がこのW杯トロフィーに直接触れる日が来ることを祈ってあいさつに代えさせていただきます」と話した。
「トロフィーツアー」は17年9月からロシア国内16都市を訪問後、18年1月から世界51カ国91都市を巡回。全飛行距離15万2千キロで地球を約4周する。日本はツアー最後の訪問地となり、28日に東京の日本コカ・コーラ本社ビル、29日に大阪・ハービスホール、30日に静岡・清水ナショナルトレーニングセンターで一般公開イベントが行われる。