ハリル氏、「2人の選手」に苦言 W杯決定後「試合に出られずがっかり」
サッカー前日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が27日、都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。昨年、W杯本大会出場を決めたホームでのオーストラリア戦の後に、2人の選手が試合に出られなかったことを理由に落胆していたと明かした。
日本はオーストラリアをホームで浅野拓磨と井手口陽介のゴールで2-0で快勝。W杯予選でオーストラリアに勝つのは史上初めてだったため、ハリル氏は「歴史的」と振り返った。
しかし、その後のチームの様子について口を開いた。
「オーストラリア戦の後ですら、2人の選手ががっかりしていた。試合に出られなかったということでがっかりしていた。(その選手は)その前何度も試合に出ていたわけです。それでがっかりしていること自体、悲しく思いました」
ハリル氏は、若手を起用したことへの報道陣や世論の反響を「若い選手を起用するじゃないか、という皆さんのパニクりぶり」と皮肉を交えて振り返る場面もあった。