ハリル氏、93分不満会見も日本にはエール「私は永遠のサポーター」
サッカー前日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が27日、都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。会見は約1時間半を超え、突然の解任劇への不満を訴え続けた。一方で、選手、サポーターやスタッフへに感謝を述べる場面も多くあった。
街を歩いていても、「ハリルさん」と声をかけてくれたというサポーターには、「一番素晴らしい試合、それはサポーターとの試合かもしれません。サポーターとの心を得られたのであれば、うれしいです」と、支持を得られたことを喜んでいた。
W杯で日本代表を応援するか、と問われると「私は日本の永遠のサポーター」と断言した。「今まで関わってきたチームそれぞれと常に、親密な関係を築きたいし、いつも忠誠心があります。日本チームおよび、多くのスタッフたち、選手たちに、心が通っていると信じていますし、みんなどのような事態でこのようなことになったのか分からないままです」と日本のためにW杯前の最後の追い込みに入ろうとしていた矢先の解任に戸惑った。
その上で、日本語で「これからも頑張ってください」と述べたハリル氏。「リップサービスではないですよ。私の忠実な、まっすぐな正直な気持ちは心からのものですし、それについては揺るぎないものだと思います」と、ファン・サポーターへメッセージを送った。