サッカーメキシコ１部パチューカの日本代表ＦＷ本田圭佑（３１）が２７日（日本時間２８日）、自身のツイッターを更新し、パチューカからの今季限りでの退団を示唆した。

　本田はスペイン語でツイート。「親愛なるメキシコの皆さん。少し自分の思いを共有させてください。僕はパチューカを去るかもしれませんが、お金が理由ではありません。クラブとはまったく交渉していませんし、１年前からこうした考えでした」。昨夏に結んだ１年契約を更新せず、退団する可能性が高いことを明かした。

　さらに「このクラブと契約した時から世界をよくしようと、何か新しいことをやろうとしてきました」と続け、支えてくれた仲間やメキシコへの感謝をつづった。日本語での記載はなかった。

　本田はＡＣミランを退団後、昨年７月にパチューカに移籍。今季は公式戦でリーグ戦で１０得点を挙げるなどチームの中心として活躍を続けている。今回のツイートを受けて、現地メディアは新天地として米国のＭＬＳや中国、スペインを候補に報じた。どこに新たな挑戦の舞台を求めるのか－。本田の決断が注目される。