アンチェロッティ氏がイタリア代表監督就任要請を断る 年俸などで折り合いつかず
バイエルン・ミュンヘンなどの監督を務めていたカルロ・アンチェロッティ氏が、イタリアサッカー協会からの代表監督就任要請を断ったことが28日、分かった。29日のコリエレ・デロ・スポルトなどイタリア主要スポーツ紙が報じた。
各紙によると、23日に協会側とローマ市内のホテルで話し合いをした同氏だったが、協会側から明確なプロジェクトが伝わらなかったという。自身がまだクラブでの指導をしたいことや、年俸など金銭面での折り合いがつかず、最終的な結論を出した。
候補はロシア・ゼニットのロベルト・マンチーニ監督か、仏ナンツのクラウディオ・ラニエリ監督に絞られた。