アトレチコ会長、早くもタイトル獲得気分「誰がヨーロッパを牛耳るのか…」

 「欧州リーグ・準決勝第2戦、A・マドリード1-0アーセナル」(3日、マドリード)

 アトレチコ・マドリード(スペイン)のエンリケ・セレッソ会長(70)がサッカー欧州リーグ決勝(16日・リヨン)の相手、マルセイユ(フランス)を無視するかのようにタイトル獲得を前提にした発言?早くも来季開幕前に行われるUEFAスーパーカップでのチームの活躍を誓った。

 3日に行われたヨーロッパリーグ準決勝第2戦でアーセナルを2戦合計2-1で破り、決勝進出を決めたあとに話したもの。セレッソ会長は同じ街のライバルチーム、レアル・マドリードが欧州チャンピオンズリーグ決勝に進出していることを問われると「UEFAスーパーカップでレアル・マドリードと対戦するかもって?誰がヨーロッパを牛耳るのかはっきりさせるためには悪くないこと」とうそぶいた。

 A・マドリードは現シメオネ監督による2013-14季と15-16季にチャンピオンズリーグ決勝に進出したが、いずれもR・マドリードに延長戦とPK戦で敗れ、準優勝に終わった過去がある。それだけに欧州リーグ制覇を前にライバルチームの名前を出されたことで売り言葉に買い言葉で発言したものと考えられる。

 なお一方のR・マドリードもバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とのチャンピオンズリーグ準決勝を制した時に「13回目の優勝を目指して」と記された決勝進出記念のTシャツを用意。これには決勝の対戦相手、リバプール(イングランド)が「すでに優勝を決めたかのようなやり方」と不快感を示している。

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