鹿島、5試合ぶり完封で浦和返り討ち「チームとして戦えた」
「明治安田生命J1、鹿島1-0浦和」(5日、カシマサッカースタジアム)
今季初の3万人を超える観衆の前で、完勝劇だ。鹿島は前半25分にFW金崎のPKで先制。後半はボールを持たせながら、1点を守り切る。16年のチャンピオンシップ決勝から浦和戦公式戦6連勝と返り討ちにした。
5試合ぶりの完封に導いたGK曽ケ端は「チームとして戦えた。ブロックを作りながらチャンスをうかがう守備が全体でできた」と強調。前半36分、バックパスをDF昌子が奪われたピンチはビッグセーブで防ぐ。それ以外は攻められながらも危なげない試合巧者ぶりで演出した。
9日は日本勢最後の砦(とりで)として、ACL決勝トーナメント1回戦で、強豪・上海上港(中国)と戦う。「気持ちの入ったゲーム。こういうゲームを続けていけば」と曽ケ端。手応えをつかんだ1戦を自信にアジアの戦いに臨む。